子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??BLOG

2021/12/16

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??1

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 
 
お子さまに歯が生え始めてきて、離乳食も進み始めた頃、初めての子育てで
 
 
『仕上げ磨きはどうしたらいいの?』
『自分でも磨かせた方がいいの?』
『いつから始めたらいいの??』
 
 
と多くの質問をいただくことがあります。
仕上げ磨きについては過去のブログで詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
 
 
 
 
 
今回は自分磨きについて解説したいと思います。
 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??2

 

●自分で磨く習慣をつけることが大切

 

乳歯が生え始めるのは生後6ヶ月頃から8ヶ月頃です。

最初の頃は歯ブラシを持つこともできず、ご家族の方が仕上げ磨きをしていくことが大切ですが、成長とともに歯磨きも独り立ちさせていくことが必要となります。

 

いつまでもご家族の方がお子さまの歯を磨いてあげるわけにはいかないため、歯の磨き方や習慣を身につけてあげることがご家族の方の大切な役割となります。

そのため、自分で歯を磨く習慣を年齢や成長に合わせて下の図を参考にステップアップさせてあげてください。

 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??3

 

●歯ブラシが持てるようになる1〜2歳頃から

 

この頃はまず食事をしたら歯磨きをする習慣と歯ブラシに慣れることを優先させてあげてください。

 

歯ブラシを全く動かさず、ただ噛んでしまうだけということも多くあるかと思います。

ですが、それをあまり気にする必要はありません。何よりも歯磨きの習慣をつけることと慣れることが優先です。

 

あまりに噛む時期は歯ブラシの毛がゴム製のものでも構いません。

また、普通の毛の場合だとすぐに毛先が開いてしまうこともよくありますが、あくまで練習用と割り切って、汚れず、壊れていないようであればそのまま使用していただいても構わないと考えております。

 

【注意点】

・歯ブラシを持ったまま動き回らないよう、そばで見守ってあげよう!

これは歯ブラシに限らずお口の中に何かを入れている時は、動き回り転倒してしまうとお口の中や喉を傷つけてしまう可能性があります。細心の注意を払うようにしてください。

 

・喉を突かないように配慮された歯ブラシを使おう!

下の写真のように握るところが大きなものやストッパーがついている歯ブラシを使用するようにしてください。

 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??4

 

【嫌がる時の対策】

・ご家族の方も一緒に歯磨きをするようにしてあげよう!

その際に歯磨きの動画や音楽を活用しながらご家族の方が楽しそうに歯磨きをしている姿を見せてあげることも大きな効果を発揮してくれます。

歯磨きの時間が楽しい雰囲気を作ることがカギとなります。

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??5

 

●3歳頃から

 

イヤイヤ期を抜け出した頃からは、自分でしっかりと歯を磨く練習を初めていく時期になります。

成人の方であれば、強く磨きすぎないよう、鉛筆の持ち方でとなりますが、この頃はそれが難しいため、グーで握ってもらうようにして構いません。

 

この時期は全ての歯を完璧に磨き上げることは正直難しいと考えています。しかし、任せっきりにしていると前歯しか磨いていないということもよくあるため、磨く順番を決めて全体を磨くよう動かしていくことに慣れさせていきましょう。

 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??6

 

【注意点】

・強く磨きすぎないようチェックを!

あまりに強い歯ブラシの圧力は歯茎を痛める原因にもなります。力の調整がうまくいかないことも多いため、歯ブラシの力加減を見守ってあげてください。

 

【嫌がる時の対策】

・家族みんなで歯磨きをしよう!

まだまだ歯磨きに集中してくれる時間が短い年齢でもあります。家族みんなで磨くようにして、歯磨きの時間を少しでも伸ばしてあげましょう。

 

・歯磨きの方法(部位別の磨き方)をお手本となって真似させよう!

おもちゃなどで遊びたい、テレビを見たいなど歯磨きに集中してくれないことが多くある年齢でもあります。

 

・アプリや音楽、動画を使って楽しみながら!

これは1歳頃からの内容と似ていますが、最近では歯磨きアプリも出てきています。冒険や戦いなど様々な楽しみながらできる工夫がありますので、これも良い方法だと思います。

 

 

●6歳頃から

 

この頃になると、歯磨きの時に手首も上手に動かせるようになり、細かな歯ブラシの動かし方が可能となってきます。

少しずつ歯ブラシの握り方を鉛筆の持ち方に変えていく必要があります。

 

また、より歯の汚れを除去していく技術を習得していく必要がありますので、歯ブラシの動かし方も1cm幅で細かく動かすように心がけていくことも大切です。

磨く順番を決めて、磨き忘れがないようにしていくことも重要となります。

フロスも使う習慣をつけて、歯と歯の間の汚れも取るようにしていきましょう!

 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??7

 

【注意点】

・仕上げ磨きは小学生の間は行うことを目指しましょう!

・歯磨きをしている様子は必ずチェックをしてあげましょう!

最低3分以上をかけて磨いているか確認しましょう!

・自分磨きの後は必ず磨けているかチェックしましょう!

 

子供の自分みがきはいつから??なかなかしてくれない??8

 

どの年齢でも共通して言えることは

 

・ご家族の方が歯磨きを楽しんで行っている

・お手本となってあげる

・真似させる

 

お子さまが小さいうちから歯磨きの習慣をしっかりつけることが、将来的な虫歯・歯周病予防に大きく関わってきます。

小さなうちから歯磨きに慣れ、少しずつ歯磨きの技術を高めてもらえたらと思います。

 

何かお悩みなどございましたら、遠慮なくご相談くださいね♪

 

 

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/