1歳半歯科健診って何するの??BLOG
2020/12/25
こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。
たんぽぽ歯科は北九州市の乳幼児歯科検診の指定医療機関となっております。北九州市から受診通知書は届いていますか??
『まだ虫歯なんてないでしょ~』
『まぁ、3歳児歯科検診くらいから行けばいいかなぁ~』
なんて思っていませんか?お子さまの虫歯の予防は3歳までが大変重要なのです!!
それは後ほどお話をさせていただきます。
歯はお母さんのお腹にいた頃から作られています。
一般的に生後6ヶ月前後で前歯が生え始めてきます。そして、徐々に離乳食が始まります。
1歳半頃では奥歯が生えてきて、2歳半から3歳頃には乳歯が全て生えそろいます。
虫歯の菌はどこからくるの?
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯の原因となる菌はいません。では、どこから虫歯の原因菌はやってくるのでしょうか?それは唾液を通じて他の人から虫歯菌が移ってきます。
虫歯や歯周病は感染症なのです。虫歯や歯周病の原因菌やその他の菌は2歳半頃から3歳頃までに移り住み、お口の中の常在菌が決定されます。(口腔内細菌叢)
1歳6ヶ月検診の頃はお口の中の細菌が移り住んできている真っ只中にあると言えます。
1歳6ヶ月検診に親子歯科検診があるのも、ご家族の方のお口の状態の把握が必要となるからです。
ご家族の方に虫歯があれば虫歯菌が増えており、少しの唾液にも多くの虫歯菌が含まれていることになり、感染リスクが上がります。
また、歯茎が腫れていたり、歯周病が進行している状態であれば歯周病菌がお口の中で増殖している状態となるため、お子さまへの感染リスクが上がることにつながります。
ご家族の方のお口が綺麗であることは、お子さまの将来的な虫歯・歯周病を予防に繋がることを知っていただければ幸いです。
1歳6ヶ月歯科検診(1歳半歯科検診)では何をみるの?
まずは生活習慣の状態(特に食習慣)からお話を聞かせていただきます。
また、仕上げ磨きの状況等をお聞きし、院長著書の小冊子を用いて虫歯予防のための説明をしていきます。イヤイヤ期とも呼ばれる時期に突入してきている時期かと思います。そのお子さまに応じたアドバイスを行なっていきます。
そして実際に検診になります。まずお顔から見ます。顎のズレ、くちびるの閉じている状態を特にみていきます。
その後、実際にお口の中をみていきます。
歯の本数の確認→虫歯の有無→かみ合わせの確認→歯茎・舌・ほっぺたなど粘膜のチェックを行なっていきます。
そして、問題がないようであれば、希望者に虫歯予防のフッ素を塗ります。
その後は定期的な虫歯予防のため定期検診・フッ素塗布をオススメしております。
お持ちいただくもの
・健康保険証
・北九州市発行の母子手帳(北九州市に転入された方は郵送された検診票・フッ化物塗布受診票)
・北九州市子ども医療証
乳歯の虫歯の特徴
乳歯は人体で最も硬いエナメル質という層が永久歯と比較して半分程度となっており、虫歯になると中の層(象牙質)、神経にまで到達が早いという特徴があります。
また、乳歯の虫歯は痛みを感じにくく、進行していることに気がつかないことも多くあります。
そのため、日頃のチェックと定期検診が重要となります。
先ほども述べたように、1歳半頃は虫歯菌や歯周病菌が感染してきている時期になります。
お子さまの虫歯、将来的な歯周病予防のため、お母様、お父様の歯の健診もオススメしております。北九州市では1歳半歯科検診に合わせて親子歯科検診の受診ができます。(400円が必要となります)
親子歯科健診に関しては、こちらのブログをぜひご覧ください。
当院ではキッズスペース、授乳室、完全個室のためテレビを見ながら待ってもらうこともでき、安心して受診していただくことができます。
北九州市の1歳6ヶ月歯科健診をきっかけに、お子さまの歯はもちろん、ご家族で歯の予防に取り組んでみませんか?
不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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家族みんなのかかりつけの歯医者さん
たんぽぽ歯科・矯正歯科
院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp
TEL:093-475-4182
歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科
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