無意識のうちに口呼吸になっていませんか?BLOG

2021/05/06

 
こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。
 
今回は『口呼吸になっていませんか?』というお話をしたいと思います。
 
普段、生きていくために無意識のうちに行っている呼吸ですが、吸ったり吐いたりするのを鼻で行っているか、口で行っているか意識したことはありますか?
何かに集中しているとき、ぼーっとしている時、テレビを見ている時、眠っている時などの際に『口で呼吸しているかも?』と思い当たりませんか??
そのような方はもしかすると口呼吸をしている可能性があります。
 
 

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●鼻呼吸と口呼吸の違い

・鼻呼吸

①雑菌やホコリのフィルター

空気中に漂う雑菌や埃などの異物の大部分を鼻毛や粘液により取り除くフィルターとしての役割があります。鼻にはリンパ組織も存在しており、防御能力も高くなっています。

 

②加湿、加温

鼻には鼻甲介(びこうかい)と呼ばれるヒダや副鼻腔と呼ばれる空洞が存在し、取り込まれた空気を温め、加湿する作用もあります。

 

・口呼吸

口からでは乾燥した空気が直接入るため、口の中が乾燥しやすくなります。

また、鼻と比較するとリンパ組織も少なく、鼻毛もないため、ホコリや雑菌、ウイルスなども直接通過してしまいます。

 

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●口呼吸が及ぼすデメリット

・お口の中で起こる病気や症状

乾燥することで、唾液の量が低下し、唾液の力による抗菌、洗浄、再石灰化作用が減少します。すると、口臭・虫歯・歯周病・舌の痛みと言った症状が見られるようになります。

また、口が開いていることにより、舌の位置が悪くなり(低位舌)、唇の締まりがなくなり、歯並びの悪化にも繋がります。

 

・免疫系の低下による病気や症状

鼻以外からもアレルギーの原因となる抗原が侵入してしまうことから、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症など)を生じる可能性があります。

また、鼻呼吸による鼻付近の免疫系の作用が活性化されないため、膠原病やベーチェット病の原因にもなるという報告もあります。

 

・その他の病気

鼻による免疫機能が発揮されず、直接雑菌やウイルスが侵入してしまうことから、風邪やインフルエンザといった病気にかかりやすくなります。

また、口を開けて呼吸してしまうことから、口周囲の筋力が低下してしまうことで、睡眠時無呼吸症候群やいびきの原因ともなります。

 

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●口呼吸セルフチェック

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1つでも当てはまるものがあれば、口呼吸となっている可能性があります。

さらに、3つ以上当てはまる項目がある場合には要注意です。

 

●鼻呼吸のためのアドバイス

・食事では姿勢を正して、口をしっかりと閉じ、左右均等に噛むようにしましょう!

・1日3回程度、ガム(キシリトールガムなど)を噛みましょう!

・口周りの筋肉を鍛えましょう!あいうべ体操が効果的です。

 

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就寝時に口呼吸となってしまう場合には、鼻呼吸テープを貼って寝ることも効果的となります。

 

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鼻炎などにより鼻呼吸そのものが困難な場合もあります。それが原因となる場合には、耳鼻咽喉科に一度ご相談されることをオススメいたします。

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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