小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいことBLOG

2021/02/10

 
 
 

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 
 
 
お子さまが治療中に暴れたり、大泣きしてしまうと、
 
『他の方に迷惑をかけてないかしら?』
『かわいそう』
『うちの子は虫歯治療が無理だわ』
 
と色々と心配になりますよね。。
 
 
 
 
当院では治療が苦手な子を押さえつけて治療を行うよりも、歯医者さんに通うのが楽しい、自分から進んでイスに座ってもらえるようになってもらいたいと思っています
 
そのためには、医院の雰囲気づくり、歯科医師や医院のスタッフの技術や接し方は重要ですが、ご家庭でのお話を含めご家族の方の歯科医院に対する印象や雰囲気作りも大変重要となってきます。
 
 
そこで、保護者の皆さまへ以下のご協力をお願いしております。
 
 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと2

 

ご家庭でのお願い

 

歯医者さんに対して悪いイメージを与えないようにしましょう

 

このような発言は避けてください 

 

『片付けないと歯医者さんに連れていきますよ!』

 『歯磨きしないと歯を抜いてもらいますよ』 

『お利口さんにしないなら、歯医者行こうか!』

 

歯医者さんは『悪い虫歯を退治してくれるアンパンマンのようなヒーロー・味方』だと教えてあげてください

 

● 治療が苦手、イスを倒すことができないような場合には、ご家庭でも歯医者さんごっこをして遊んであげると効果的です♪

 

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと3

 

 

歯医者さんに行く時のお願い

 

● 嘘を言って連れてこないでください

歯医者行きたくない!!とお子さまがごねてしまい、予約の時間まで時間がない!!そんな時、

 

『買い物行こう』『公園行くよ』

 

と言って無理やり連れ出したところ、行き先は歯医者!!

入り口すら入ることができない、終始機嫌が悪くて治療どころではないということになります。

一旦悪くなった機嫌をどうやって励ましたりしても、歯医者にいる限りは良くしてくれません。。。

 

 

気をつけていただきたい服装

 ・避けて欲しい服装

  ゴムのきついもの、タイトなズボン

  胸元が詰まっている服

  温度調整がしにくい服装(暑くなった時に簡単に脱がせられない)

 

 ・オススメな服装

  上着:ポロシャツ、カーディガン、トレーナー等

  ズボン:ゆったりとしたもの

 

● 歯医者に行く前にお子さまと話しておいて欲しいこと

 

『悪い虫さんを頑張ってやっつけようね!』

『歯をピッカピカにして、ガチャガチャもらおうね!』

 

可能な限り、プラスの言葉を使ってもらうこと、そして、本人にも歯医者さんに行く目的をしっかりと理解してもらってから連れてきていただくことが、治療が上手になるために大切なことです!!

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと4

 

治療中のお願い(特に治療が苦手のお子さまの場合)

 

● 温かい気持ちで見守ってあげてください

ご家族の方の不安そうなお顔(表情)や想いはお子さまにも伝わってしまいます。笑顔で、ちょっとでも頑張っていたら、そのことをしっかりと褒めてあげてください。温かい気持ちで見守ってあげることが大切です。

 

● 怒らないであげてください

お子さまが怖がってお口を開けてくれなかったり、寝転んでくれなかったりすることがあるかと思います。

 

その時、ついつい

 

『ちゃんとお口開けてよ!』

『お口開けないと今日は遊んだらダメだからね!』

 

と言ってしまうことがあるかと思います。

 

すると、何が起こるかと言いますと、

ちょっとした親子げんかやお子さまがイジを張ってしまい、さらに出来なくなることも多いのです。

治療がうまくできなくて当たり前なのです。

 

治療中は私たちプロにお任せください!

 

そして、ご家族の方は応援団となっていただき、ちょっとでもできたことを大げさに褒めてください!!

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと5

 

治療後のお願い

 

治療が終わったら、『できた』ことをみんなで喜んで褒めてあげましょう!!

 

お子さまがうまくできなくて、泣いてしまったり、イスに座れなかったりすることもあるかもしれません。

しかし、少しでもできたことがあるのではないでしょうか??

 

それを叱ったり、ご家庭でご家族の方からも説教のように話さないようにしてあげてください。

お子さまなりに『できなかった・・・』と辛く感じていることも多いのです。

 

もう一度言いますが、上手にできなくて当たり前なのです。

そして、お子さまが大きくなるにつれ、上手になってくれます。

身近なご家族の方が1番の応援団になってあげて、励まし、褒めてあげることが本当に大切になってきます。

 

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと6

 

ご家庭や治療中の言葉かけのOKワードとNGワード

 

OKワード

 ・すご〜い

 ・上手だね

 ・お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったねぇ!!

 

要するに、調子に乗せてあげて欲しいと思っています。私たちも全力で励まし・褒めながら調子に乗ってもらえるようにしています。

これが治療が上手になれる秘訣でもあります。

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと7

 

NGワード

 ・痛くないよ〜、怖くないよ

 ・見てもらうだけだから(掃除や治療予定なのに)

 ・歯磨きだけしてもらおうね(虫歯治療をする予定なのに)

 ・もう終わるよ〜

 

これらは全て、ついつい言ってしまいがちになる言葉かと思います。

しかし、それは嘘になってしまう可能性を秘めている言葉です。

 

具体的に説明させていただきます。

 ・痛くないよ〜、怖くないよ

 →万一、少しでも痛みが出てしまうと、ウソになってしまいます。怖くないよ〜は少しでも本人が怖いなと感じてしまうと、ウソになります。

 

 ・見てもらうだけだから(掃除や治療予定なのに)

 →お口の中を見る以外にとる行動は全てウソになってしまいます。

 

 ・歯磨きだけしてもらおうね(虫歯治療をする予定なのに)

 →これも一緒で、歯磨き以外の処置は全てウソをついていたことになります。

 

 ・もう終わるよ〜

 →まだ治療に時間がかかってしまうと、本人からすればウソをつかれたと感じてしまいます。さらに、『もう』や『あと少し』などはお子さまによって長さの捉え方は全く異なります。

 

小児歯科治療が上手になるためにご家族の方に知っておいて欲しいこと8

 

小児歯科治療において、成功の秘訣はお子さまとの信頼関係です!!

 

本人を頑張らせるため、安心させるために良かれと思ってかけた言葉がウソになってしまい、私たちとの信頼関係を崩してしまうキッカケになることがあります。

 

先ほどもお話ししましたが、特に治療中の声かけは励ます・応援することに全力をかけていただくことが最も大切になります。

 

大切なお子さまが歯医者さんを好きになってもらう、治療を上手に受けることができるよう、ぜひご協力いただければと思います。

何か不明な点やお悩みなどがございましたら、お気軽にお尋ねください。

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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