虫歯の取り残しがないようにするための、う蝕検知液を知ってますか??BLOG

2023/08/06

 

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 

今回は

『虫歯の取り残しがないようにするための、う蝕検知液を知ってますか??

という内容でお話ししたいと思います。

 

お口の中の病気には実際には様々なものがありますが、一番思い浮かぶものと言えば、虫歯ではないでしょうか??

 

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やはり歯科医師として日々の仕事でも多いのも虫歯治療でもあります。

虫歯と言えば、どのようなものかイメージがありますか??

 

・穴があく

・歯が壊される

 

そのようなイメージかと思いますが・・・

虫歯の始まりは確かに穴があき始め、歯の内部の層(象牙質)にまで到達すると、象牙質の内部にある小さな穴の中に虫歯の原因菌が侵入します。(感染象牙質)

 

つまり、虫歯の治療では穴のあいている中を綺麗にするだけでなく、歯の中に侵入した感染した部分を除去してしまう必要があるのです。

 

この感染した部分まで除去しきらなければ、いわゆる虫歯を取り残した状態となってしまい、虫歯を治療した部分がすぐに虫歯になってしまった理、詰めた材料(金属やプラスチック、セラミックなど)がすぐに取れてしまうなどのトラブルの元となります。

 

虫歯を除去しきれたかの判断には、歯の削った部分の硬さやある程度の見た目の他に、う蝕検知液と呼ばれる薬剤を用いて行なっていきます。

 

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う蝕検知液を使用してみると、上の写真のように虫歯の残っている部分と除去できている部分がはっきりと分かります。

 

実は・・・このう蝕検知液を使用していない先生は日本において驚くほど多くいらっしゃいます。

 

私たちが相手にしているのは目に見えない細菌です。

 

多くの先生方は削っている時の硬さや色といった自分自身の感覚だけで判断していくことになりますが、意図しない健康な部分の歯まで大きく削ることにつながったり、虫歯を取り残してしまうことにつながるリスクになってしまいます。

 

虫歯の除去は感染している歯を削っていくことが理想です。

 

う蝕検知液は感染している部分を目視でしっかりと判断することが可能となり、削るべき部位と削る必要のない部位を客観的に判断することができます

 

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しっかりと虫歯が取れたなと思って、う蝕検知液を使用してみても、虫歯が残っていることは残念ながらあります。

 

そこで、たんぽぽ歯科で実際に虫歯を除去していく様子を、

実際に虫歯になって抜歯した親知らずを用いて、実演していきたいと思います!

 

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経験を積んだ先生方であれば、まだまだ虫歯が残っていることは分かりますが、経験の浅い先生や、一般の方でどこまで虫歯が残っているか判断は難しいのではないでしょうか??

 

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そこで、う蝕検知液の登場です!

う蝕検知液で削った部分を染めていき、その後水洗していくと、

右の写真のように虫歯部分だけに色が残ります。

 

この状態であれば、歯科関係でない方でも虫歯の残っている部位が分かるかと思います。

これが大切なんです!!

 

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色の残っていた部分だけを削っていくと、茶色い部分が減り、白い綺麗な範囲が広がってきていることがわかるかと思います。

 

ここまでくると、綺麗になったなと、どの歯科医師でも感じます。

 

ただ、経験と色の残り具合だけで判断される先生も残念ながらいるため、それだと、この状態で虫歯除去終了と判断される可能性もあります。。。

 

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そこで、よく歯科治療の際に先端が鋭利な器具で硬さや虫歯の残存を確認する作業を行います。

 

赤矢印の部分はまだ柔らかく、ボソボソでした。。

他の部分は硬く、大丈夫そうな触り心地です。

 

ですが!!取り残しのないよう、もう一度う蝕検知液を用いて確認をしていきます!!

 

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やはりボソボソだった部分には色が残りました。

 

他に茶色い部分もありますが、先ほどの鋭利な器具で触った時に硬く、虫歯は除去しきれていたと判断していたのですが、やはり色は残らず、虫歯はありません。

 

茶色い色を全て取り除いてしまうと、それは削り過ぎとなってしまい、歯にとっても良いことではありません・・・。

 

しかし!まだ少し残っている部分もあります・・・

 

取り除けているだろう!と思っても、

 

虫歯の除去は目に見えない細菌との戦いでもあります!!

 

これを取り残してしまうと意味がありません!!

 

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これで虫歯の除去は終了です!

虫歯の除去は先ほどもお話ししたように、目に見えない細菌との戦いとなります。

 

これは治療用の顕微鏡でも残念ながら細菌が見えるわけではありませんし、経験年数をいくら積んでも、細菌が見えるようになるわけでもありません。

 

歯学部の授業でも虫歯の治療でう蝕検知液の使用が当たり前のように話があります。

 

当たり前のことを当たり前にすることが、一人ひとりの歯を守り抜くために大切になります!

そして、たんぽぽ歯科ではそれを大切にしています!

 

虫歯治療の際に用いる、う蝕検知液の存在を知っていただける機会になってもらえれば幸いです♪

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身

日本顎咬合学会認定医

福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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