1歳半歯科検診(北九州市1歳6ヶ月児歯科健診)に行かないでも大丈夫??BLOG
2023/01/23
こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。
今回は
『1歳半歯科健診に行かないでも大丈夫??』
という内容でお話ししたいと思います。
●1歳6ヶ月児歯科健診に行かなくても大丈夫??
それでは本題でもあります、1歳6ヶ月児歯科健診に行かなくてもいいのか?ということを解説していきたいと思います。
先ほども少しお話ししましたが、パパやママが忙しく、お子さまの歯やお口の中で気になることもなければ、大丈夫だろうと思い、行かなくてもいいかなぁ〜と考えてしまう方もいらっしゃると思います。
結論を申し上げますと、1歳6ヶ月児歯科健診の段階で、お口の中に問題を抱えているお子さまは大変少ないものです。
だからと言って、私たちは健診を受けないということをオススメしません。
その理由として5つございます。
①お家で気がつかないようなお口の中のトラブルや問題を早期発見・予防ができる
②感染の窓についての知識を持ってもらう
③虫歯を作らせないための子育ての知識を持ってもらう
④歯医者さんに慣れてもらい、歯医者の良いイメージを持ってもらえる
⑤フッ素を活用した歯の強化
その理由を1つずつ簡単に解説していきたいと思います。
①お家で気がつかないようなお口の中のトラブルや問題を早期発見・予防ができる
1歳台のお子さまたちはしっかりとお口を開けてくれないことがほとんどで、ましてやご自宅の環境ではお口の中は暗くしっかりと見れないことが当たり前です。
歯科健診は歯だけでなく、舌やほっぺたなどの状態も見ていきます。
虫歯や歯の形・数の異常、お口全体の異常がないかをお家で見ることができないため、そういったトラブルやトラブルになりそうな状態を早期発見していくことで今後、大きな問題にならないよう予防していくことが可能となります。
②感染の窓についての知識を持ってもらう
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯の原因菌はお口の中に存在していません。
しかし、次第に周囲の大人の方や兄弟姉妹から感染していきます。
虫歯の原因菌の侵入を完全に防ぐことはほぼ不可能ではありますが、感染の窓と呼ばれる2歳半頃までに必要な知識を持っていただき、お子さまの虫歯予防をご家庭でも行なっていただきます。
③虫歯を作らせないための子育ての知識を持ってもらう
②でもお話ししましたように虫歯は感染症です。
完全に感染を防ぐことができないという前提ではありますが、虫歯は生活習慣病の1つでもあります。
その生活習慣の中で虫歯のなりやすさに大きな影響を及ぼす砂糖についてお話しをさせてもらっています。
過去のブログでも砂糖について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください♪
リンク:虫歯の原因となる砂糖について
また、大変重要でもあります、仕上げ磨きについてもお話しさせていただきます。
こちらの仕上げ磨きについても過去のブログで解説しておりますので、ぜひご覧ください。
④歯医者さんに慣れてもらい、歯医者の良いイメージを持ってもらえる
たんぽぽ歯科では多くの小さなお子さまたちの虫歯治療に取り組むことが多いのですが、やはり小さい頃から歯医者さんに慣れているお子さまと虫歯になった時だけ受診されるお子さまとでは、スムーズに治療に移行できるかは大きく異なります。
やはり小さな頃から歯医者さんは怖くない、動画が見れたり、ガチャガチャがあって、おもちゃで遊べるところと思ってくれていると、私たちとの信頼関係もあり、治療の難易度も大きく変わってきます。
過去のブログで、小児歯科治療で当院が取り組んでいることを解説しておりますので、ぜひご覧ください。
⑤フッ素を活用した歯の強化
フッ素の効果は過去のブログで詳しく解説しておりますが、
簡単にお話ししますと、歯を強化して虫歯菌が出す酸に負けないようにしてくれる、虫歯菌の働きを弱めるといった効果があります。
1歳半歯科健診をきっかけにフッ素を用いて、虫歯予防に取り組んでくれているご家庭が多くなっております。
●1歳6ヶ月児歯科健診って何をするの??
過去のブログで1歳半歯科検診で行う内容について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください♪
リンク:1歳半歯科健診って何するの??
当院で行うことができる1歳半歯科健診は北九州市の母子手帳をお持ちで、北九州市に住民票のある方が対象となっております。
残念ではございますが、近隣の下関市や行橋市、苅田町や田川市などの1歳半歯科健診は対象となりませんので、あらかじめご了承ください。
※北九州市外から転入されてきた方は、区役所(保健福祉課)にてご相談いただき、受診票の交付を受けてください。
●対象者:生後1歳6ヶ月から2歳になる前日まで
●検診費用:無料
●受診の流れ
①北九州市の母子健康手帳の中に1歳6ヶ月児歯科健診の受診票が綴じ込まれていることをご確認ください。
※北九州市外から引越しして転入されてきた方は、区役所(保健福祉課)にてご相談いただき、受診票の交付を受けてください。
②太枠内にお子様の名前等の記載を行う
太枠内にお子様の名前や住所、日頃の生活習慣等の記載を行います。
特に歯磨きや間食などの生活習慣の情報はこれからの虫歯のリスク等の判別に大変重要でもありますので、正直に現在の状況をご記載ください。
また、フッ素塗布を希望される場合には、
次のページにございます、『フッ素受診票』のもご記入いただき、一緒にお持ちいただけたらと思います。
③予約の連絡を入れる
予約を行っている歯科医院が多いと思いますし、当院でも1歳6ヶ月児歯科健診はしっかりと説明の時間を設けておりますので、飛び込みでの受診ではしっかりと健康なお口を守るために必要なお話をすることができません。
当院では1歳6ヶ月児歯科健診はただ、虫歯がないかを、歯が生えているかを確認するだけの健診ではありません。
④予約日にお子さまと一緒に受診♪
受診当日は保険証、北九州市子ども医療証、母子健康手帳(1歳6ヶ月児歯科健診票)を持参いただきますようお願いいたします。
※保険証や北九州市子ども医療証の持参は1歳6ヶ月児歯科健診において義務ではありませんが、当院ではご本人確認の目的とカルテ作成のために確認させていただいております。あらかじめご了承ください。
1歳6ヶ月児歯科健診の際に、日頃の子育てにおけるお口のお悩みをぜひご相談ください。
子育て経験のある歯科衛生士さんもいますし、院長である私自身も子ども2人を絶賛子育て中でもあります。
また、日頃から小さなお子さまが多く受診されますので、私たちも聞いたことがなかったような方法を聞く機会もあり、様々なお子さまの個性に合わせたアドバイスを行うことができるかと思います。
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家族みんなのかかりつけの歯医者さん
たんぽぽ歯科・矯正歯科
院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp
TEL:093-475-4182
歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科
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