歯科治療恐怖症(トラウマ)のある方はぜひお読み下さいBLOG
2022/06/10
こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。
今回は
『歯科治療恐怖症(トラウマ)のある方はぜひお読み下さい』
という内容でお話ししたいと思います。
歯医者といえばどのようなイメージがありますか?
『痛い』
『怖い』
『音が嫌だ』
『独特の匂いで気分が悪くなる』
このようなイメージを持たれている方が多くいらっしゃる印象があります。
歯科医院に対してマイナスなイメージを持たれている方の多くが小さな頃に無理矢理治療をされた、痛みが強かったなどの過去の経験からくることが多いように思います。
過去のブログで小さなお子さまのトラウマについて解説しておりますので、ぜひご覧ください。
リンク:治療が苦手なお子さまやトラウマを抱えているお子さまに対する小児歯科治療について
今回は、歯科医院に対するトラウマ(歯科治療恐怖症)を抱えている成人向けの内容でお話をしたいと思いますので、最後までぜひご覧ください。
過去の経験や記憶は変えることができませんので、当院では歯医者に対するイメージを変えるよう工夫を行っております。
それでは具体的に解説していきたいと思います。
●歯科治療恐怖症の原因
歯科恐怖症の原因として、1番多いのは幼少期の歯科治療での痛い思いや恐怖の経験がトラウマとなり、それが大人になってからも歯科への苦手意識や恐怖心が残ってしまうことにあります。
それだけ、小児期の歯科治療は大変重要なものになります。
過去のブログで、小児歯科治療での当院の取り組みを詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
●歯科治療恐怖症のデメリット
歯医者に対するトラウマから、怖い思いや痛い思いをするくらいであれば、歯の痛みや腫れを我慢した方が良いと考えてしまいがちになります。
確かに、ある期間を我慢すれば痛みも次第に落ち着きますが、そのまま放置すれば歯がボロボロになってしまうこともあります。
歯周病や虫歯は放っておいても自然に治ることはありません。
放置することはデメリットが大変大きく、虫歯や歯周病を放置し重症化すると全身へも影響を及ぼしてしまうことがありますので、歯科治療恐怖症の方でも安心して信頼して通える歯科医院を見つけることが大切になります。
●歯科治療恐怖症の方に対する当院の取り組み
①安心できる医院のデザイン
一般的な歯科医院のデザインは無機質な外観に窓が少なく、中に人が入っているのかも分からないような雰囲気となっています。
また、診療室もパーテーションで簡単に仕切っただけのようになっており、隣の人の会話や治療の音も聞こえてしまいます。
当院では小さなお子さまでも安心できる雰囲気づくりのため、歯医者さんぽくない外観・内装としています。
窓を多く設置することで、明るく、院内の様子もわかり、入る前から安心できるようなデザインとしています。
また、当院は全室完全個室としていますので、隣の方の会話の内容や治療音を大きく軽減することができます。
歯科治療が怖いという恥ずかしさを決して隠す必要はありません。
皆さん、少なくとも歯科治療に対する怖さを持っている方ばかりですので、ご安心ください。
②匂いの制御
歯医者で使用する薬剤の影響で、診療室は独特な匂いになりがちです。
当院では匂いの出してしまう薬剤は徹底的に管理し、匂いを制御しています。
また、①で書いているように、全診療室を完全個室としていますので、万一匂いのある薬剤を使用しても、他の部屋には届きにくくなっております。
さらに、全室に換気扇の設置と空気清浄機を設置しておりますので、匂いの出にくい構造となっておりますので、ご安心ください。
③話を聞く時間を大切に
当院では皆様、よく聞き・よく話すことをスタッフ一同心がけております。
過去のブログで、詳しく解説しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
リンク:説明なく削られた、抜かれた。。そんな歯医者を目指しません。 〜よく聞いてくれる・よく説明してくれる歯医者を目指して〜
歯科治療に対する恐怖心やトラウマを抱えている方に対しては、なぜ歯科治療に対する苦手意識を持ってしまったのかを、ゆっくりと時間をかけてお話をお聞きしています。
その1つ1つの歯医者さんに対する恐怖の要因を改善するために当院としてできることをお話しし、無理のない治療を提案させていただいております。
少しでも歯医者さんに対するイメージを変えてもらうためにも、この話をしっかりと聞くことが最も大切な時間となります。
④痛みの少ない治療
歯医者さんで一番心配なのは、『痛み』ではないでしょうか?
痛いのが好きという方はいないのではないでしょうか??
当院では痛みのない歯医者さんを目指しています。
過去のブログで、痛くない歯医者(無痛治療)を目指していますという内容で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
簡単にお話ししますと、当院では2段階での麻酔を行なっており、強力な表面を麻酔させるお薬と電動麻酔器の使用により痛みを感じさせにくいようにしております。
特に当院では小児患者が多く、麻酔の痛みを感じさせてしまうと、お子さまとの信頼関係が崩壊する上、治療ができなくなってしまいます。
そのため、麻酔は細心の注意を払って行なっています。
麻酔の方法は小児も成人も同じ方法で行なっておりますので、痛みを感じさせにくくなっております。
⑤笑気吸入鎮静法
笑気(しょうき)という言葉を聞いたことのない方も多いのではないかと思いますが、笑気は鼻から笑気ガス(亜酸化窒素)と純酸素の混合ガスを鼻から吸うことで、ほろ酔いのようなフワッとしたような感覚になる方法です。
笑気の歯科治療における活用の歴史は長く、また保険適用のためお気軽にご利用いただける方法でもあります。
こちらに笑気について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
当院では歯医者さんに対する恐怖心が強く、なかなか治療を受けることが出来なかった方でも、笑気を活用することで、
『初めて歯医者で眠ってしまった』
『楽に治療を受けられたのは初めて』
という嬉しい言葉をいただいております。
笑気に関してはアルコールと異なるものですが、少し感覚的に似ている点もあり、心地よく感じる方もいますが、気分悪いと感じてしまう方もいらっしゃいますので、まずは試してみても良いかと思います。
気分が悪いと感じてしまった場合には、すぐに吸入を中止することで、2〜3分程度で元通りですので、ご安心ください。
すぐに笑気は抜けてしまいますので、笑気を使用した後は運転や付き添いの方が必要ということはありません。
ただし、全ての方に使用することができるわけではありません。
・泣きわめいてしまうお子さま(鼻呼吸ができないため)
・喘息や過換気症候群の経験がある(発作を誘発する可能性があるため)
・中耳炎・気胸・腸閉塞などの閉塞性疾患がある(悪化するリスク)
・妊娠初期の方(妊娠3ヶ月まで)
・鼻呼吸ができない
・2ヶ月以内に眼科手術を受けた方
笑気に関して不明な点がございましたら遠慮なくご相談ください。
このように当院では歯医者に対して恐怖心やトラウマ(歯科治療恐怖症)を抱えている方でも安心して、少しでもリラックスでき、歯医者に対するイメージが少しでも変わるような様々な取り組みを行なっております。
歯医者さんが怖いということを恥ずかしがる必要はありません。当院のスタッフ誰1人として、それを笑うことはなく、寄り添い、一緒に悩み、一緒に解決していきたいと思っております。
ぜひお気軽にご相談ください。
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家族みんなのかかりつけの歯医者さん
たんぽぽ歯科・矯正歯科
院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp
TEL:093-475-4182
歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科
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